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タイ・チェンマイ紀行・・1・・ |
2005年12月31日から2006年1月5日までのニューイヤーホリデーを使って、タイ王国の北部に位置するチェンマイを訪れてきました。歳のせいか、若かったころには、子供たちと北海道スキーに出かけていましたが、今は暖かさ・快適さを求めて赤道近くへばかりここ数年出かけています。バリ・ネパール・アンコールワットときて、今回は、チェンマイです。
年末の何とはなくせわしない気分での本年最後の診察を終えて、30日の午後8時過ぎの新幹線で博多のホテルへ向かいました。駅前のホテルですので、歩いていってチェックイン、ちょっとアルコールとおもいましたが、ホテルのバーは、休業・・・風呂に入って寝ました。
12月31日(土)、朝10時20分のシンガポール航空SQ989便に合せて、福岡空港へタクシーで行って、順調にチェックインして、朝飯と思いましたが、立ち食いのカウンターみたいなものしかなく、コンビニのおにぎり・サンドウィッチと飲み物だけの当て外れでした。予定通り搭乗になりましたが、空港ビルから外へ出て、駐機している場所まで歩かされ、さらに搭乗階段を登るというひどい待遇でした、信じられません。
国際線乗り場。シンガポールエアラインのSQ989便歩いて乗り込みます。室内のニューイヤのかざり、機材はエアバスの最新式で安心です。
定刻に離陸してシンガポールへ向かいます、天気は良好。飛び立ってすぐに、雲仙普賢岳の溶岩流の跡の地肌がみえ、天草が見えました。それからはただ海の上のようで、食事をして眠りました。すると、機内放送で医者はいないかというアナウンスがあり、折角現実と離れてリフレッシュなのに、イヤだなと見ていると、女医さんらしきが後方へ行ってましたので、僕が行くほどではないかと見守っていましたが、ふと気がつくと隣にいるはずの女房が、見えません、後ろをみると、ひょっとしてと思い慌てて駆けつけて見ましたら、なんと女房殿が、フライトアテンダントの席で、蒼白な顔でショック状態のようです。呼ぶとなんとか答えるようで、頭ではなさそうですが、脈をとっても触れることが出来ません。先ほどの女医さんが、聴診器を当てて聴いてくれていますが、エンジン音もあり、よくは聞こえないとのこと、首でも触れることが出来ません。胸は痛くないか?ときいても、痛くは無いとの返事が、弱々しくかえります。心筋梗塞でも、ロングフライト症候群でもなさそうです。なんとか心臓・脈の状態をしりたいのですがどうしたものかと思い、AEDを持ってくるようにとアテンダントの言いましたが、通じません。救急機器が、入っている箱をもってきてくれました。中を見るとパルスオキシメーターがあるようで、指先にセットすると、PO2が70%くらいで、脈も40くらいで、やや不整で、酸素は引き続きすわせて、呼びかけをして、足を上に上げて、様子をみることにしました。疲れか何かによるニューロゲニックなショックと考えました。徐々に脈も増え、PO2も90台にもどってなんとか一安心しました。以前もヨーロッパからの帰りにウラル山脈の東に、よその人の心臓発作で緊急着陸したこともあり、まさか自分に関係ある人間が、このようなことにめぐり合うとは想像しませんでしたので、素人の方が、こうなったら心配や不安は、波大抵なことではないと思いますので、これからは、耳鼻科医で役に立つかどうかは別にして、積極的に協力しようと思いました。
乾期のタイ湾をこえて、デスティネーション・シンガポールが近ずきます。
やれやれと思ううちに雨季の雲間からマレイシアとのチャンネルが見えてきて、無事シンガポール・チャンギ空港へ到着しました。皆さんに迷惑をかけましたが、着くころには、女房も元気を取り戻してきました。入国をすませ、いつものN氏親子の迎えを頂き、X−3で、タングリンロードのマンションへ行きました。道中、熱帯の雨期らしい土砂降りにも会いました。昨年もきましたが、町はクリスマスからニューイヤーの飾り付けで、とても華やいでいます。ここの良い所は、何といっても大きな木々の緑が茂って、目にとても優しいし、木陰も作るというコンクリートジャングルらしからぬ所で、住んでもいいかなと思わせます。一休みして、雨の間をぬってとおりを隔てたタングリングモールというところへ、飲み物や果物やスナックなどを買い込みに行きました。正月の買い物客で賑わっていますが、中国人が多いので、旧正月にはどんな様子か、その時期に来て見たいものです。
緑が多いシンガポールの道路。タングリンモールの飾りつけ、欧米風と中華風のミックス。
買い物が終わって、部屋から今年最後の日没がマラッカ海峡のほうへ沈んでゆくのが、雲の間から見えて、とても印象的で、ラッキーでした。
部屋からの眺め。オーチャード方面から南へまわる眺め。最後は、丸い中国大使館と森の中の英国大使館。雲間から一瞬みえた2005年最後の夕陽。
そして、これまた今年最後の晩餐を、やはりシンガポールは中華でと去年も食事をした、シャングリラホテルのシャンパレス(香宮)へ出かけました。シャングリラの外の電飾は、去年と殆ど変わらないようでしたが、ロビーのガーラパーティーのかざりは変わっているようでした。
さすがに、今日は予約なしでは、席も無いようでした。白人・中国系・マレー系・インド人とか日本人と国際色豊かです。食事のメニューですが、今年最後ということで、最上級のプラチナとゴールドのコースを頼みました。ふかひれ・あわび・イセエビ・ツバメの巣・くるまえび・カエルの足などと食べきれないほどで、日本で食べたらいくらか知りませんが、ここではリーズナブルで得したような、幸せな気分を愉しめました。満腹して、ロビーあたりで、ぶらついて部屋に帰ったのは、ミッドナイトでした。
シャワーを浴びて、寝ましたが、今日一日、今年の最後いろいろありましたが、なんとか新年2006年を迎えられます。
’06・1・30